ご挨拶
理事長 竹本 義正
組合員の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のことと心からお慶び申し上げます。ここに、平成30年度の決算概況と島根益田信用組合の現況をご報告するにあたり、日頃皆さまから賜りましたご支援ご厚情に対して心より厚く感謝申し上げます。
平成30年度は人口減少と少子高齢化の進展により、地域経済が縮小の中にあって人手不足や事業承継などが当地域の課題となるなど、経済環境は厳しい状況にありました。
当組合は、そのような経済環境下の中ではありますが、ここをチャンスと捉え、より一層一人一人の地域の皆様と向き合い、地域の金融の「かかりつけ医」として気軽にお悩みやお困りごとを相談できる金融機関として、“ますしん”は訪問活動を重視した金融仲介機能の発揮に努めてまいりました。また、前期の不祥事件については、あらためてコンプライアンス態勢の見直しを図り、平成30年度は「コンプライアンス改革元年」と位置付け、経営陣が率先して襟を正し、真摯に今回の不祥事件を見直し役職員一丸となって組織風土の改革に取り組んでまいりました。
当組合は皆さまのご期待に応えるために、より地域に深く根をおろし、より多くのお客様との出会いを大切にし、一緒になって地域経済の発展に貢献していく協同組合金融機関として、皆さまのお役に立てるように努めてまいりますので、一層のご支援とご指導のほど、心からお願い申し上げます。